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2015年09月15日

老化とは硬くなること?

 「老化とは硬くなること」

 これは以前、元陸上のハードル競技選手の為末大さんが、あるテレビ番組で語っていた言葉。
 第一線で活躍されていた方のひとことは、とても、重たく感じました。

 日頃、施術をしていて感じること。

 多くの方は、肩・首・腰の痛み などを抱えてこられます。

 お話を伺っていると、よく聞かれるのが
 「私、身体が硬いんですよ。」
 のひとこと。

 「いつからですか?」と尋ねると、「小学校の頃から」という返事も意外に多いのです。
 でも、実際に身体を触らせていただくと、十分に柔軟性がある方がほとんどです。

 「身体の硬さ」とは、何でしょうか?

 身体で動くのは、関節。
 つまり、関節が硬くなる主な原因は、関節を構成する
 ●骨
 ●筋肉
 ●皮膚
 ●神経
 のいずれかが変化することによって起る運動障害になります。

 この中で一番の原因として考えられるのは…?

 そう、「筋肉」です。

 筋肉は、「収縮」と「弛緩」を繰り替えして関節を動かします。
 収縮が続いてしまうと、筋肉が柔軟性を失ってしまいます。
 この状態が一時的であれば「肩凝り」、まったく動かせなくなくなると、病的な「拘縮」となります。

 で、話を元に戻します。
 肩・首のコリなどは、筋肉をコントロールできると解消されます。
 筋肉をコントロールするのは、神経。
 つまり、神経を活性化することが重要です。

 身体が硬いのは元々ではありません。
 使い方がうまくいっていないのです。
 その中には、学校の先生や運動コーチや親から言われ続けた
 「あなたは身体が硬い」
 という言葉が潜在意識に刷り込まれているかもしれません。

 意識が変われば、身体も変化します。
 あなたの身体は、意図したように動くのです。
 自信を持ってください。

 猫のように…とはいかないまでも、柔軟な身体と心を保っていきたいものです。
 (-人-)~☆