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2015年11月17日

ご存知ですか? 「首下がり症候群」

 先日のセミナーのシェアの中で、「首たれ病」のお話を聞きました。

 不勉強のため、まずは調べることに。 φ(^^)
 これは、病気ではなく、「首がたれる」という症状を指していました。

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 正式には「首下がり症候群」。
 「首下がり」とは、座位や立位時に首が下がってしまう症状。
 1986 年に Lange らが首下がりを呈した12の症例を報告したのが最初。

 原因は
  ● 変形性頚椎症
  ● パーキンソン病
  ● 重症筋無力症
  ● 多発性筋炎
 などがあげられます。

 手術の適応はほぼ無く、処方は頚椎カラーや鎖骨バンドとなります。

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 お話の中で一番驚いたのは、

 ご本人が 「頭が垂れている」 に、全く気づいていなかった

 という点。
 周りから指摘を受けて、初めて姿勢の変化に気が付いたのだそう。

 頑張れば頭を持ち上げられるけど、時間が経つと元に戻ってしまいます。
 前方が見えにくくなるので、歩くのが辛くなります。
 また、日常の生活動作も制限されてしまうことも。
 頭の重さは体重の10%。
 たしかに大変です。

 病気が原因でない場合、筋肉の過緊張や筋力低下、関節の可動域の低下などが考えられます。
 カイロプラクティックによるケアも症状の改善におすすめです。
 (-人-)~☆

 

 【参考ページ】
  ● パーキンソン病 サポートネット
  ● 整形外科医のブログ 「首下がり症候群ってどうしてますか?」
  

Posted by chirouno at 17:17Comments(0)2.コラム100日マラソン