2015年11月04日

間違いを恐れないこと 恐怖心を克服しよう

 フェルデンクライスのプラクティショナーさんであるシルヴィーさん。
 月1回の交換セッションをしている時のことです。

 彼女いわく、「日本の人は、反応(リアクション)が薄くて遅い」のだそう。
 耳が痛いわ~!(^^;)

 彼女がグループレッスンで課題を提示すると、
  まずは周りの反応をみる。
   ↓
  自分のやっていることが間違いではないか、確認する。
   ↓
  おそるおそる、やってみる。
 といった具合。

 上達が早い人は、間違いを気にしない。
 「とにかくやってみる」 タイプが多いそうだ。

 シルヴィーさんは英会話の先生もしています。
 ここでも、質問をボードに書くと
  回答をノートに書く。
   ↓
  間違った部分を消しゴムで消す。
   ↓
  模範解答を写す。
 といった具合。
 間違ったところは、 「なかったこと」 にしてしまう人が多い。

 シルヴィーさんは、「大きく × 」 をするそうだ。

 初めてやることだから、間違うのは当たり前。
 実践では間違えながら軌道修正していく方が、確かに正しい動作や知識を早く身につけられます。

 間違いを通して学べることは多いです。
 できるまで続ける粘り強さ、謙虚さ、そしてユーモア。(^^)

----------
 この違いは、日本の伝統的な教育からきていると思います。
  ● 答えを間違えると叱られる。
  ● 間違えると他人から笑われて嫌な気持ちになる。
  ● 恥をかきたくないという気持ち。

 間違えることに、罪の意識を覚えます。
 罪を認めさせるために罰まで与えられることも。

 人間を最も強力に動かす方法は、相手に恐怖心をいだかせること。
 大学で教わった、「教」の字の語源を思い出します。

 「学舎で学ぶ子弟たち(孝)を、長老たちが、鞭をふるって、鞭撻している(攵)こと」

 教育の現場でも、 正しいことを認めさせるための手段として、恐怖心を利用してきたのです。
 
  良い成績を取らないと、良い大学に入れない。
  良い大学を出ないと、良い会社に入れない。
  良い会社に入れないと、良い給料がもらえない。

 「恐怖心」は組織を維持し、人をコントロールする手段です。

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 失敗と恐怖心が結びつくと、失敗を恐れるようになります。
 失敗を恐れない人間になるには、恐怖心という感情をコントロールする。
 そのためには、「恐怖心を克服する」 トレーニングを積み重ねる必要があります。

 歳をとると、一般的に変化を好まなくなります。

 良い例が「目が回る」こと。
 子供や若者は「目が回る」のが大好き。
 遊びやアトラクションを楽しみます。
 老人は「めまい」と受け取り、病気かもしれないと怖がります。

 いくつになっても、間違いを恐れず行動できる自分でありたい。

 と思って帰宅したら、先日受けた試験の通知が届きました。
 結果、実技が不合格。
 通常であれば落ち込むところですが、タイムリーな 「シルヴィー効果」 炸裂 !!
 変な動揺がありませんでした。

 次回は受かりますね。
 ありがとう、シルヴィーさん!
 (-人-)~☆

 間違いを恐れないこと 恐怖心を克服しよう

  国際基準のカイロプラクターが、
   あなたの治す力を引き出します。
    カイロ・ウノ chirouno.jp/
 --------------------------------------------------------
  ■ 住所:〒411-0801 静岡県三島市谷田1345-81
  ■ 電話: 055-976-3912 (完全予約制です。) 
  ■ アクセス方法は こちら をご覧ください。
  ■ 診療時間:09:00〜19:00
  ■ 営業日 :カレンダーは こちら をご覧ください。
    ご予約は、電話をご利用ください。
    または こちら のメールフォームをご利用くださいませ。
  ■ はじめての方は こちら に施術の流れが紹介してあります。

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