「ハス」と「スイレン」 やっと違いがわかりました。

chirouno

2015年12月14日 07:00

 「ハス」と「スイレン」
 心惹かれる花です。

 でも、「ハス」と「スイレン」。
 どう違うのか、わかりませんでした。

 ややこしいことに、字も近いですね。
 「蓮」と「睡蓮」

 ひとまとめにして、「蓮華」
 英語でも、ひとまとめにして、“ Lotus ” ?!
 さらに、ややこしい。
 Φ(@_@)

 カンボジアで両方の写真を撮ったり見ていたら、やっと違いがわかりました。

 ● ハス(ヤマモガシ目ハス科)
 
 

 ● スイレン(スイレン目スイレン科)
 
 

 ハスの特徴は、
  ・ 朝早く咲く
  ・ 葉と花の柄が長く、水から出ている
  ・ 花の中心に、蜂巣状の花托がある
  ・ 根茎(蓮根)にそって葉や花が出る
  ・ 葉の表面に強い撥水作用がある

 一方、スイレンの特徴は
  ・ 葉は水面で、切れ込みがある。
  ・ 放射線状に成長する
  ・ 葉の表面に撥水作用はない

 今後はきっと、間違えないと思います。

 あと、こんな言葉もありましたよ。
 「ロータス効果」 
 Wikipediaによれば、
 材料工学において、ハス科の植物に見られる自浄性を指す用語。
 ハス効果とも。
 蓮(英: lotus)は泥の多い池や沼を好むが、その葉や花はきれいな状態を保つ。
 ヒンドゥー教では蓮華は純粋さや善性の象徴とされ、中国や日本では「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と言い習わして、やはり蓮を愛してきた。
  ハスの葉を研究した植物学者により、そこに天然の自浄機構が備わっていることが発見された。(引用終了)

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 自浄性、私も身に着けたいです。
 ハスの奥は深いですね。
 (-人-)~☆

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